みどりんの図書日記
小さい頃からカギっ子&現在は90分の通勤時間で 本がお友達。 毎月20冊ぐらい読んでる本を、ご紹介します。
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想い出した小説
どうして急にこの小説を想い出したんだろう・・・。
21.2歳のコムスメの頃、母の弟である叔父に
「この小説は青春時代に誰もが必ず読む小説だ。」と薦められたのが
石川達三 『 青春の蹉跌 』

今の高校生や大学生は「青春」なんて言葉を聞くと、ププッ!と
吹き出すんだろうなぁ~。
素直だったみどりんは、あまり好きではない叔父の言葉に従い読んでみた。

今日は、なぜか急に想い出した、この小説を紹介するのですが・・・・
当然、自宅の「みどりん本棚」からは処分されていて、無かった。
つまり、細かい描写や主人公の名前は覚えてない(←おいッ!)
えー!そんないい加減な紹介でいいの!?って声が聞こえてきそうである。

いいんです!(キッパリ)

だって、残っているんだもの。この小説。
記憶に薄っすらと、でも確実に覚えている。
年間200冊以上読むので、ドンドン忘れ去られる本もあるけど、シッカリ記憶に残っている。

内容は、経済的に恵まれてないけど、司法試験を目指す頭のいい主人公が
資産家の叔父の娘(つまり従姉妹)と婚約する。
でも大学生の彼は遊びで他の女子と付き合ってるのだが
その子が妊娠してしまい、結婚を迫られる。
ありがちやなーと思うでしょ?

司法試験を目指しながら資産家の嫁をもらい
「あっちの世界」に行こうとする葛藤、策略、想いを通り越した執念・・・。

でね・・・、彼は結婚を迫られて、絞殺してしまうのである。

「アホやん、そいつー。」と平成生まれの子は言うかもしれない。
でも、あたしが生まれる前の、あの時代の貧困や、ぐるぐる渦巻く階級社会。
追い詰められた若さゆえのはかなさ。
痛いほど伝わってくる。

えっと~、結末、言っていいですか・・・・?

結局、妊娠したのは主人公の子ではなく、他の男性の子であった・・・・。
つまり・・・殺す必要性は全くなかった・・・・という事。

背筋も凍るホラーの様な結末。
単にドンデン返しだけなら、こんなに記憶には残らない。
アマゾンのプレビューを見ていたら
「法律関係を目指す若い世代は、必ず読むべき小説である。」と年配らしき
男性が書かれていた。
うーーん、オトナになった今の自分が再読すれば、また新たな発見や
想いがあるのだろう。
同じ本でも、読む時期、環境、年齢等、受け取る側次第で
感じ方が大きく変わってくる。

もう一度、読んでみよおっと!

【 本日のオススメ本 】

 青春の蹉跌   石川達三

 新潮文庫  定価460円
 ※残念、アマゾンの画像ありませんでした~。

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【2008/01/23 08:18】 | 小説 | トラックバック(0) | コメント(0) |
プロフィール

みどりん・B

Author:みどりん・B
はじめまして。
本と文房具を愛する関西女子。
90分の通勤は本がお友達。毎月20冊ずつ増える
本に自宅の本棚は、たわんでいます。
直木賞作家にナンパされた経験もアリ。
大好きなオススメ本を紹介していきます。

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