みどりんの図書日記
小さい頃からカギっ子&現在は90分の通勤時間で 本がお友達。 毎月20冊ぐらい読んでる本を、ご紹介します。
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今月の本・大賞☆★☆
4月も終わり、もうすぐGWですね。
今年のGWは、あんまり「ゴールデン!」って感じではなく
フツーだと思いませんか?最長4連休。何だか物足りない・・・。

では、今月のまとめにいきましょう。
今月の購入数:14冊
今月の購入金額:15635円


そして今月の大賞はこちらッ。
三浦しをんさんの小説 「 格闘する者に○まる 」


三浦しをんさんの存在を知ったのは偶然。
何気なく手にした下着メーカー・トリンプの小冊子に紹介されていた。

おッ!?

あたしのハートは掴まれましたね。
プロフィールをみて、この人の小説は絶対に読まねばっ
野生のアンテナが、ビリビリッと反応。
トリンプ、教えてくれてありがと。

 プロフィールを要約すると

 「 就職活動で出版社を受験した際に書いた
   作文が、高く評価され
   小説を書く事を薦められ、8年後 直木賞(!!)を受賞。」


何がスゴイって、しをさんの才能も素晴らしいと思うけど
いちばんスゴイのは、この出版社の担当だッ!(キッパリ)
就職試験を受ける大勢の学生の中から、宝の原石を見つけ出し
直木賞作家にまで育てるなんて・・・。
これぞ、まさしくプロ! すごい目利きッ! ぜぇぜぇ。 


この小説の主人公・可南子は、とにかく漫画が大好きな女子大生。
いつもツルんでる友人ふたりも、ダラダラして全員就職活動遅れ気味。
あたしは「 三浦しをん 」という名前が「 お 」ではなく「 を 」という所に
かなりのオタクっぽさを感じていたので、
これ、ご自身が主人公なんじゃない?と、ほくそ笑んでいた。
(後から解ったけど、しをん って本名なんです。)

主人公・可南子が、数社出版社を受験するのだが「K談社」「集A社」と書かれていた。
誰が見ても、講談社と集英社やんか~と、ツッコミを入れる。
「でもでもでも、絶対に受かってね!」と思わずエールを送ってしまうの。
主人公に、スルスル感情移入できるのは、
きっと日常のだらしなさや、いい加減さ、
サボリ具合や、妄想癖が、読者と同レベル&同じ目線だからと思う。


集団面接で、面接官に「大学時代、これだけはやったと思う事は何ですか?」
という質問にある男子学生は「 彼女を大事にする事かな。」と答えた。
それを聞いた主人公は「ウソつけー」と、妄想の中で彼に
メチャメチャな暴行を加えるシーンは妙にリアル。
自分も、かなりの妄想癖・空想好きなので、
特に共感&理解できるのかもしれない。

何回か就職試験の場面が出てくるのだが、後半でようやく、
この本のタイトルとつながる。


「そーか、そーか♪ そーゆーコトなのねッ。」 思わずニヤリ。 

何も知らないと「格闘する者に○マル」だなんて、
ちょっと変わったタイトルですよね。
でもこれが実話だと、かなりスゴイぞ、K談社。

この本を書かれた時、しをさんは24歳(!)
泉から、ボッコンボッコン湧きでる水の様に才能が溢れている。
ワタクシ、今いちばんハマっている女性作家ですッ!!!!

でもまだお若いので、文庫化してる小説が少ないのがやや不安。ブツブツ。
あたしは、ひとりの作家にハマると、ストーカーの様な勢いで読み漁るから・・・・。
馬車ウマの如く、書いて書いて書きまくって欲しいもんだと願っています。
ちなみにお父様は、著名な研究者で千葉大教授だそう。


【 本日のオススメ本 】

  格闘する者に○まる


  三浦しをん


  新潮文庫   定価476円

 しおん


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【2008/04/30 07:59】 | 今月の大賞 | トラックバック(0) | コメント(0) |
久しぶりのビジネス書・登場!
去年の年末、男子友達S氏に
「この本を読んだら、もう他のビジネス書は読まなくていいよ。
これに全部書いてあるから。」と「夢をかなえるゾウ」を薦められた。
本当に、それ以来 まっったく!ビジネス書は読まなくなった。
ガネーシャにホレ込んだし、やはりあたしは小説がスキ。

あるビジネス・セミナーで出会った、
KAZさん(←ニックネーム。外人ではありません。)

この方、年齢不詳・宇宙人みたいな人。
42歳にも120歳にも見える。というか本当に120歳まで生きると思う・・・。

彼から、リッツ・ホテルの便箋に、ブルーブラックのインクで
したためられた英語の手紙を頂いた事がある。

よ、よ、読めないんですけど・・・・?

英語が得意そうな後輩に翻訳を依頼しようとしたが
内容がラブレターだったら困るので(おい!?)
正直にKAZさんに 「 わかりまへん。」 とお伝えした。

「 キミだったら解ってくれると思ったんだけどなぁ~。
  先日、東京の白州正子邸に行ったんだ。
  英語を日常に使うのっていいなと思ってさ。」


くぅぅーー、カッコよすぎるぞ!KAZさん。

そう、KAZさんは実は英語が堪能で、
ゴア元・副大統領が来日した時は
通訳していたぐらいのエライ人なのです。


その英語を自由自在に操るKAZさんが、
ご本を出版されました!パチパチ★☆★(あ、中身は日本語)
今日は、話し方教室も経営されているKAZさんのご本
「 あたりまえだけど なかなかできない 話し方のルール 」を紹介します。

時々、KAZ先生と短文の携帯メールでやりとりさせて頂くのですが、
「みどりん、その敬語の使い方、おかしいよ。分かる?」
と2回ご指摘を受けた。
ワタクシ、堅気のサラリーマンなので
「コトバ使いは、結構ちゃんとしてるもんね。フッ。」と思っていたから
目からウロコ3枚落ちました。反省。そしてありがたや。

親切なKAZさんは「みどりんへ」と名前入りのサイン本を
贈って下さった。ありがたや・ありがたや~。
久々のビジネス書に、姿勢を正し、やや緊張する。

30秒後・・・。

デレレレ~~ン。

姿勢を崩し、頬つえつきながら(気分だけは桃井かおり)読んでいた。
だって、読みやすいんだもん。
見開き2ページの完結型。こーゆー構成、好きです!
各ページのタイトルも期待感が満載。
「 口角アップ ふ・ひ・ふ・ひ訓練 」
「 脱・頭が悪い話し方 」


素直なあたしは、もちろん
「ふ・・! ヒッ! ふぃ・・・! ひぃぃーー!」と実践している。

ぐんぐん読み進める。

あ!コレは自分に該当する。気をつけなきゃ。
作者が知ってる人だと素直に受け取れるものだ。ふむふむ。

お・・・ッ!

ブンブン首がちぎれる程、頷いた。
これ同僚のA子ちゃんとB子ちゃんの事だ!

86ページに注目。

-------------------------------------------------------

 「 声が暗い、小さい 」は「 暗い 」の第一条件。
  自分に楽な声の大きさに甘えてしまっているのです。
 「 このままで、それでいい 」と言って。
 あなたのその声の大きさで人に迷惑をかけている
 事を自覚しましょう。
 あなたの言ったことがわからないと、
 人は余計に耳をそばだてないといけない。


-------------------------------------------------------

そうそうそう!
A子ちゃんもB子ちゃんも、もしょもしょ小さい声で話す。
お腹が空いてるのだろうか?
聞き取れないから、あたしは何回も
「えぇっ、えッ?な、な、なんデスカ?」と聴いている。
その度に、自分がじーさんの様な気分になってしまう。むぅ。


でもそのおかげで
「 相手に負担をかけないコトが、気配り 」だと気が付いた。
エライぞ、あたし。

で、毎回聞き返すのも負担になり(そりゃそーだ)
そのうち、話し掛けなくなり というか、他の人に聴く様になった。
で、どうなったかというと・・・。

B子ちゃんは「みんな仲良くしてくんない。孤立してるー。なんでよッ」と
会社を去っていきました(実話・・・)

「 話し方 」で人間関係や自分の印象・ビジネスが
大きく変わるんだなと、この本を読んで改めて実感。
そしてB子ちゃんが新しい職場で、ハキハキと、蓬莱のブタまんが
丸呑みできるくらいの、大きなおくちで挨拶してる事を祈ってます。

え、A子ちゃんはどうなったですって?

A子ちゃんとは仲良しで、今でも一緒に働いてます。
本人は自覚ナシのまま、今日も もしゃもしゃ小さいお声でしゃべってます。
お腹空いてるんだと思うわ、彼女。
そうだ、A子ちゃんに、この本買うように薦めてみよう!

最近、2冊目の本もご出版されたKAZさまなのです。



【 本日のオススメ本 】


 あたりまえだけど なかなかできない 
 話し方のルール


 高津 和彦


 明日香出版社   定価1300円 
 

KAZさん
【2008/04/23 08:02】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) |
一流の読者になる、というコト
「 せんねん まんねん 」という絵本があります。

まだ4月だけど、この本は本年度の絵本部門1位だ!(みどりん総研・調べ)

ワタクシが師事し、尊敬してやまない超プロフェッショナルな絵本編集者
M女史が編集を手掛けた絵本で、
なんと13年(!)かけて作られている。

幼少の頃、だれもが口ずさんだ童謡
「ぞうさ~ん、ぞうさ~ん、お鼻が長いのね~♪」を創った
まどみちおさんの詩に、柚木さんが絵を描いている。

まどさんは、99歳。
柚木さんは、86歳。
平均年齢92歳(!)が創った絵本。

M女史は、柚木さんを口説くのに11年(!)かかったそう。

普通、諦めますよね・・・?
諦めない所が、さすがM女史。
「 まぁ、ボクも80歳を過ぎたから、
 そろそろ人の役にたとうかな。」

11年目におっしゃった巨匠・柚木さんの言葉に、あたしはシビレました。 

あの童謡を創った人が、99歳でご健在って知ってました?
「ぞうさん」を世に出した時、50歳を過ぎていたそう。
戦争で兵隊を経験し、その後 測量の仕事をしたり、味の素工場に勤めた詩人が
紡ぐ言葉は、温度と湿度を伴った心地のいいリズムとしてこちらに響く。

そう、”響く”という言葉がピッタリ。
届く でもなく 伝わる でもなく ”響く”


M女史が、この絵本を朗読してくれました。
この人の声は、風に揺られたクモの巣の様に、凛としつつ微かな不安定感と
ザラつきがあり、何だか官能的でさえある。

詩って、最初から最後まで続けて読むでしょ、普通は。
絵本は「 ページをめくる 」という行為が発生する事によって
一文、一文が、静かに、でも確実に、ドンとこちらに主張してくる。


めくる という行為を、充分意識した効果的な絵の構図。

文章では表現してないけど、
命のうねり・時間のうねり=繋がり=銀河系を連想させる絵。


「あえて描かない」という選択肢で、描く以上に強く訴える場面。

ふたりの天才を両親に持つ、13年かけて熟成された作品には
とんでもない静かな底チカラと、作家の企みがギッシリ詰まっている。 


 「 一流の読者になりなさい。」

 「 ボ~ッと見てないで、感じ取って! 読み取って! 」

  と、M女史は言う。

熟成された高価なワインを、水のようにガブガブ飲み干す人はいない様に
この絵本も、ゆっくりじっくり味わって、感じて欲しい。
そして各自で、隠された企みを読み取って下さい。

透明感と生命力が溢れる表紙の絵は、M女史が
7回(!)柚木さんに描き直しを依頼したそう・・・・・。

ちなみに、あたしはこの本を 仲間内では
”すっとこどっこい”な対応で有名な、そごう12階のS書店で買いました。
売り場で見付けられなくて、店員さんに聴いてみたのが間違いだったわ。
 
「 せんねん まんねん という絵本ありますか? 」
 
店員さんは言った。

「 大阪弁の絵本ですか~? 」 

ぎゃふんッ(怒)


 【 本日のオススメ本 】

  せんねんまんねん
  
  まどみちお/詩 
  柚木沙弥郎/絵

  理論社  定価1500円 

 
  せんねん




【2008/04/17 08:05】 | 絵本 | トラックバック(0) | コメント(0) |
このお店が繁盛してる理由
何だかとっても繁盛してるお店が吉祥寺にある。
このお店を見つけたのは偶然。


絵本編集者Dさんが経営するトムズ・ボックスという書店に
行こうとキョロキョロ探していて辿り着いたのが、そのお店。
どう見てもトムズボックスと番地は同じ。

そのお店とは「カレルチャペック紅茶店・吉祥寺店」
店に入り店員さんに尋ねた。
「あの~。。。トムズボックスに行きたいんですけど。」

「あ、この奥です。」

?!%&#$?!


なんとなんと!紅茶屋さんに入らないと、トムズ・ボックスには
行けない動線になっているのである。


後日、Dさんに伺うと「昔は10店舗ぐらいあったんだ。みんな撤退していって
うちと紅茶屋だけが残ったんだ。
あの人は商売が上手くて、どんどん店を広げていったんだよ。」

うぅむ、なるほど・・・・。

撤退した空スペースにどんどん店を拡大していったら
自然と、トムズボックスを囲む設計になってしまったらしい。
機会があれば一度、行ってみて下さい。かなり笑えます。

でも、この紅茶屋さん、素通りできない(キッパリ)
目的はトムズ・ボックスでも、目を奪われてしまう。
で、つい買ってしまうの。
みどりん家には、既に紅茶缶が6個ある・・・。
(色鉛筆や、ペン、アクリル用の筆をいれてる)

このカレルチャペックのオーナーは、絵本作家の山田詩子さん。
「 オーナー 兼 作家 」って、スゴイと思いませんか?!

商品のイラストは、全て山田さんが手掛けてるんだけど、これがすっごくキュート!

こんな可愛い絵を描くけど、
23歳(!)で紅茶店をオープンさせたこの人は
やはり、やり手の経営者なんだろうな~と、思いながら買った本が
山田詩子さんの『 わたしの紅茶生活 』


わっ!?

最初の見開き2ページ 「 はじめに 」 
この文章だけで、でかなり惹かれた(あの、、、、正直、意外・・・だった。)

あぁ、そっか~、なるふぉど。 
ぐんぐん、スイスイよめる。
ゴクゴクのど越しがいい文章だ。


わたくしも、かつて紅茶にハマリまくり!日本紅茶教会の講義を3日間
受講した事があるから、懐かしさもあるけれど
やはりイチバンの魅力は、
山田詩子さんの「コドモの心(気持ち)」を
持ち続けている感性だ。


紅茶にまつわるエッセーや、紅茶に合うお菓子のレシピの横に
ちょこんと描かれているイラストと手書き文字。
この手書き文字に、はじける様なピュアな感性が宿っている。
あたしがいちばん印象的だったのはこれ。

 「 もし小さくなったら(虫でいえばカブト虫ぐらい)
   すぐりの茂みの下にもぐってみようっと。
   いつも小さくてもの足りない すぐりが十分味わえるんだ。」


真っ赤なルビーの様な、でも小さな小さな すぐりの実。
あたしだったら ”自分が小さくなる” という感覚はなく
いかに、すぐりを山盛り食べれるか?!を考えてしまう。

「自分が小さくなったら、
 こんなにすぐりが食べれる。楽しいな~。」

この視点が経営者でもあり、絵本作家という相反する立場を
成功させている所以だと思う。


 【 本日のオススメ本 】


  わたしの紅茶生活      山田詩子


  大和書房           定価1500円


  わたしの紅茶生活

【2008/04/11 08:12】 | エッセー | トラックバック(0) | コメント(0) |
バブルという時代
 この時代が、17~18年の東京という街に
 存在していたなんて信じがたい。
 

 バブルという時代は、17~18年前に確実に存在していた・・・ようだ。
 東京に住んでないから、その空気や経験を共有してないから
 なんとなくブラウン管の向こう側に感じるのかもしれない。

 少し前に読んだ石田衣良さんの小説「アキハバラ@DEEP」と
 今日ご紹介する林真理子さんの「アッコちゃんの時代」は、
 15~16年の時差があるだけの、同じ東京が舞台。
 何だか違う国の話に感じる・・・・。

 この小説がハードカバーで出版された時、ちょいと話題になりました。
 内容のあらすじを読み、興味が湧いたのももちろんだけど
 ミラーボールを思わせる、
キラキラの特殊印刷を施した装丁にもかなり惹かれた。


 早く文庫本になってくれないかなぁ~と思っていたら
 先週、たまたま本屋さんの平積みで文庫化されているのを発見!
 さすがに特殊印刷じゃないけれど。

 タイトル「 アッコちゃんの時代 」
 そう、これはもう「時代」という言葉がピッタリ。


 弥生時代・平安時代・江戸時代・・・・
 そして バブル時代。


 移り行くのが、季節であり、時代である
 (ちなみに人の気持ちや愛情も!)
 もう平安時代が二度と来ない様に、バブル時代も二度と来ない。
 だから、この小説は「歴史小説」だと、あたしは思う。
 みなさんは、どう思いますか?
 

 この小説を読んで、6~7年前、東京出張の時、大阪から東京勤務になった同僚と
 飯倉の「キャンティ」で食事をした事を思い出した。
 日本で初めてのイタリア料理店。ユーミンや加賀まりこが常連だった
 有名すぎるこの店に、行ってみたいと言ったのはワタクシ。
 普段はドラマや民放を見ないのに、何故こんなミーハーな提案をしたのかは覚えてない。

 感想は・・・・意外と店内が狭い!
 でも、お食事は美味しい!
 そして、絶対に素人ではないでしょ!レベルのスーパー美女がいた。
 事務所の社長とマネージャーらしき男性と食事していた、
 モデルか女優の卵ちゃんみたいな美女を、ストーカーの様な勢いで見惚れていたっけ。

 この店の創業者のご子息が、主人公の元・夫。
 この小説を読み終わって、もう一度キャンティに行ってみたくなった。
 同じ小説や店や場所でも、
 受け手であるこちらの感覚・時期・気持ち次第で
 風景が違ってみえる。


 「小悪魔」と呼ばれていたらしいが、現代の「小悪魔」の
 意味・仕様・内容とは、えらく違うなぁとシミジミ。

 これだけの美貌は素直にウラヤマシイ!けど、
 今というリアルな世界を生きる女子は
 仕事・才能があり、自分の脚で歩いてこその小悪魔だと思う。
 

 バブル時代を知らない世代の人が読んだら、どう感じるか聴いてみたい。

 【 本日のオススメ本 】


  アッコちゃんの時代       林真理子


  新潮文庫             定価540円
 

 アッコちゃんの時代
【2008/04/08 08:04】 | 小説 | トラックバック(0) | コメント(0) |
魔法を忘れないオトナ
 桜が満開の4月ですね。
 春がイチバンすき。 
 
 逓信博物館で行われた企画展「空想ゆうびん局」も
 無事終わりました。
 見に来て下さった方、どうもありがとうございます!(ペコリ)


 1階で、日本を代表する童話作家・角野栄子さんの
 「魔女からの手紙展」が開催されていたおかげで、

 2階の「空想ゆうびん局」も大賑わい!
 最終日は最後の春休みの日曜日とあって、バーゲン会場並の人込み。

 去年1年間、朝日新聞の連載小説で挿絵を書かれた飯野和好さんや
 絵本作家であり、カレルチャペック紅茶店のオーナーでもある
 山田歌子さんもお子さんと一緒に来て下さいました。
 スゴイぞ、1階の効果!


 切手をペッタンコして、自由に封筒とお手紙をカキカキ出来る
 コーナーのコドモの熱気はすごかった!
 コドモの感性と発想って、独特でステキ。
 どうゆう脳の働きなのだろうか?
 脳科学者・茂木センセイ、教えて。

 でも・・・・・
 あなたもあたしも、そうゆう感性は持ってた・・・はず。
 どこで落としてきたんだろう?

 今日ご紹介するのは、
 角野栄子さんのご本「 魔女からの手紙 」


 幼少の頃は”魔女モノ”アニメが大好きだった。
 女子は好きでしたよねぇ?
 「魔法使いサリーちゃん」「魔女っ子メグちゃん」「チャッピーちゃん」など。
 でも今の子達って、ゲームばかりで魔女なんて興味ないんでしょーと思っていた。

 今回の角野さんの企画展で、あらら!
 今の子も魔女がスキなんだ!?


 とんがり帽子とマントで魔女に変身できて写真撮影コーナー(コスプレだ)や、
 魔女さんにお手紙を書いたりするコーナーでは、女子達が目をキラキラ
 させながら夢中になっていた♪

 「魔女からの手紙」という本は、プロローグの文章を角野さんが書かれて
 その後、12人の画家やイラストレーター、絵本作家達がそれを素に展開している
 ちょっと変わった構成の本である。
 
 雰囲気も趣向も違う12種類の絵とストーリーが楽しめる本。
 オトナでもつい引き込まれる。
 もしかして魔女って、案外近くにいるのかもねぇ~と思わず
 ちょっと廻りを見渡してしまう。キョロキョロ。


 荒井良二さんが描いた表紙の魔女、
 あんまり魔法が上手くなさそうな感じがいいのだ!
 
 最終ページの付録もお得感に溢れている。でも使うのもったいないよ。
 どんな付録かは内緒。本屋さんで確認して下さいね。フフフ。

 そうそう!この角野さんの企画展に入場したコドモ達に渡されるのが
 「 魔女・魔法使い認定書 」 
 こうゆうオマケって、ウレシイよね。
 上手い企画だなぁ~。
 2階で「空想ゆうびん局」をおこなった私達にも、プレゼントしてくれました。ヤッター!

 認定書には「三つのちかい!」が
 書いてあるんだけど、これがいいんですッッ!
 これを書いたのは、私たちの師匠である絵本編集者のM女史。

 この角野さんの本の編集者であり、フランスの絵本・メイシーちゃんの
 翻訳も手掛けている、とっても優秀で厳しく!
 そしてチャーミングな人。

 ちょっと紹介させて頂きますね。
 

 
 ★わたしは だれかを しあわせにするために 
  魔法をつかいます。

 ★わたしは せかいを たのしくするために 魔法をつかいます。

 ★わたしは おとなになっても 魔法をわすれません。


 なんか、ジーーンとしませんか?
 自分は、魔法を忘れないオトナになったのだろうか?

 久しぶりに魔法を、思い出してみませんか?
 きっと。。。覚えてるはず。

 

 【 本日のオススメ本 】

  魔女からの手紙     角野栄子


  ポプラ社         定価1680円 

  魔女からの手紙

【2008/04/03 08:03】 | 絵本 | トラックバック(0) | コメント(0) |
プロフィール

みどりん・B

Author:みどりん・B
はじめまして。
本と文房具を愛する関西女子。
90分の通勤は本がお友達。毎月20冊ずつ増える
本に自宅の本棚は、たわんでいます。
直木賞作家にナンパされた経験もアリ。
大好きなオススメ本を紹介していきます。

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