みどりんの図書日記
小さい頃からカギっ子&現在は90分の通勤時間で 本がお友達。 毎月20冊ぐらい読んでる本を、ご紹介します。
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今日で5月も終わり。私は春と夏が大好きです。
初夏って爽やかですよね。
では今月のまとめに行ってみましょう。

今月の購入数  :7冊
今月の購入金額:9565円


少なッ! 
圧倒的な少なさ。これは一体どういうコトなんでしょう・・・?

それはね、、、、、
先月、買い込んだ小説を順番に読んでいたのと
歳の離れたお友達・税理士の”おーたさん”に、ドッサリ小説を頂いたから♪

今月の大賞は、おーたさんから頂いた、この小説に決定!

    『 国 境 』


この小説はビックリするくらいブ厚い! 太ってる。うん、メタボだ。
どれどれ、サイズを測ってやるぞ。 なんと3.4cm!
普通の文庫本の2倍・・・。ちなみにお値段も2倍。

ちょっと通勤で持ち歩くのには重いな~、しかもハードボイルド系やで。
やや躊躇しながら読み始めたのですが・・・。

「 あかん。この本 ハマるわ。。。。」

あのね、最初の50ページぐらいで、もうノメリ込みました(キッパリ)
帰りの電車は全て座れるので、時々 
本を読みながらウトウト居眠するけど(あたしは、じーさんか?)
この小説は、もう目がランラン!
「 あー、もう駅に着いたんかぁ~!ちぇッ。」と毎回感じていた。

舞台の半分が北朝鮮。圧倒的な取材力に立ち尽くしてしまう。
北朝鮮という国に、ごぼごぼと内部まで棒を突っ込んで
掻き回し、えぐり出して見せてくれる。
行った事もない私達が、まるで体験したかの様に眉をひそめ、頭を抱え、
顔を背け、胸に痛みを感じてしまう。
巻末3ページ分に掲載されていた「参照文献」は49冊。う~ん圧倒的。

山崎豊子さんの「 沈まぬ太陽 」 佐野真一氏の「 東電OL殺人事件 」を読んだ時も
圧倒的な取材力と徹底的な現場主義に、眩暈を感じるほど感嘆したけれど・・・・

   そうリアリティ。

小説は、リアリティがないと共感できない。
あ、ちなみに絵本制作も、とにかくリアリティが大事と教わりました。

北朝鮮の場面は、前のめりになって、惹き込まれてグングン読める。
ご存知でした?
金日成のバッジは、お洋服の襟に付けちゃいけないんですって。
なぜか解ります・・・?

襟に付けると「 ひらひらして、首領様がお酔いになるから。 」
ぎゃふんッ!

北朝鮮に105階建て(!)のホテル建設計画があったのにも驚いた。
柳京ホテル。
89年の世界青年学生祭典開催時に完成を目指して着工したが、資金不足の為
放置され、今では幽霊ホテルと呼ばれていると紹介されていた。
あの国に、高層ホテルって想像できへん・・・と思いつつ
帰宅後、夕刊を見たら、

  ナント!

「 北朝鮮・幽霊ホテルが16年振りに工事再開。」の記事が!
しかも写真入り。

う~~ん、
すごいシンクロニシティ(意味ある偶然の一致)


ビックリするくらいの高層、ピラミッドの様な尖がった形をしていた。
数百億の建設費・・・。

暴力とお金と欲がうごめく世界、誰を信じて、誰が正しいのか・・・。
最後の最後まで、油断できないシナリオ。
見事なエンターテーメント。
ラストが、ちょいと泣けるのがいいんだなぁ~・・・。

日本での舞台は関西。
神戸や心斎橋など、馴染みある土地の風景を容易に想像できるので
より共感するのだと思う。
私が通勤で使用しているJR線も登場していた。
でも「 関西本線 」だって。とっくに「 大和路線 」という名称に変わっているのだが
なぜか根強く「 関西本線 」って言う人達がいるのである。

国境を泳いで越え、主人公のひとりであるヤクザ・桑原が行方不明になった時は
まさか! まさか? 死なんといてや。アカンで。困る・・・・!とうろたえ
本気で物語に入っていってしまった。

読者をここまで引きずり込む歯ごたえのある作品と
出逢った本オタクの喜び。
解って頂けるでしょうか?

ふわふわの恋愛小説なんて、当分読めないねー(あ、もともと読まないけど。)

この作品は「 疫病神 」という小説の続編らしいですよ。
早速、買いに行かねば!

おーたさん、いい本をありがとうございました(ペコリ)

【 本日のオススメ本 】

 国境       黒川博行

 講談社文庫    定価1100円

国境

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【2008/05/30 12:37】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) |
最近みかける薄い本
最近「 薄い本 」が、よく目に付きます。
普通の街の本屋さんには、あまり置いてないので
今まで気がつかなかったけど
雑貨屋さんや、セレクト本屋さんで時々見かける。

薄い本というのは 『 Arne アルネ 』 

実はこの本、食いしん坊のあたしの目が釘付けになってしまった。

喫茶店やレストランで、ケーキセットを頼むと、
大きなトレイに色んな種類のケーキが盛られ
「どれになさいますか?」と差し出されるでしょ。

あの”大きなトレイ”がドドーーンと表紙になっているんですもの。
昔ながらのレトロ調な薄黄色のモンブラン、
控えめでシンプルなチーズケーキ、
基本だろ基本、でも普通過ぎるイチゴショート。
モッサリした、ちょっと田舎ムスメの印象・・・。
デパ地下で売ってる、スレンダー美女はひとりもいない。


もうこの表紙だけで買ってしまった♪(キッパリ)
¥500やしッ。
なんだかオシャレっぽいぞ。 

で、肝心の中身は・・・・斜め読み(おいッ!)
小さなパン屋さんや映画の話、エコバッグ、お洋服・・・・。
話題は豊富だなー。

なんか雰囲気よさそうやし、時間ある時にみようかしら。ルルル♪と
本棚に置いてある。
ま、そのうち何かのキッカケに真剣に読みふけるでしょう。ルルル♪

おっさんぽい性格のあたしも、この本を読むと
「 カフェ好きな現役女子 」の
気分に浸れる・・・・・・・・・・・・ かもッ!?


ところで同僚のM子ちゃんは、何かよく知らんが、カフェが大好きらしい。
「 カフェで癒されるのぉ~。」
「 カフェで、まったりしたいのぉー。」と身体をクネらせている。

こういう時、みどりんのオトコ脳が、イライラする。 

「 あのさッ、家のコト、勉強etcやる事やってから、カフェ行きや。
  本も新聞も読まんと、カフェでボーっとするのは無駄やで。えッ?!
  時間とお金は有効に使いやー。」と言ってしまう。

動き出したみどりんのオトコ脳は、止まらない。

「 あのさー、お茶ぐらい家で飲みや。なんで数時間も店にあるん?
  お店も売上あがらんし、迷惑やで。ホンマッ。
  この前も、寝坊して遅刻してたやんかっ。
  社会人で遅刻するヤツが、カフェでまったりすんなっちゅうねんっ!! 」

M子ちゃんは、お得意の上目使いで「 ひどぉぉ~~いぃッ!」と 
ますます身体をクネらせる。

キチンと本当の意味で、自己コントロールしてる
正しいオトナ女子だけが
カフェで過ごすコトや、こういう本を読むのに相応しいと思う。


気軽に買えて、気軽に読めるようだけど、
実は 「 読むヒトを選ぶ 」 本なのである。


【 本日のオススメ本 】

 Arne アルネ

 ㈱イオグラフィック

 定価500円
 

【2008/05/27 08:07】 | 雑誌 | トラックバック(0) | コメント(0) |
推理小説にハマる
本屋さんで
「 このミステリーがすごい!2007年度・3位受賞作品 」
などのPOPを見かけた事ありませんか?


「 このミステリーがすごい! 」って、なんなん?と思いつつ
ふむふむ・・・何だかきっと、スゴイんだろうな。
ちなみに2位は、どれなん?と気になってしまう。
5~6年前に、これらのPOPに惹かれて東野圭吾の「白夜行」を買った記憶がある。
分厚いハードカバーで、読み応えがあったなぁ・・・。
あの名作をドラマや舞台化にするなんてさ。もちろん見てないけどッ。

この前、とうとう「このミステリーがすごい」を本屋で発見しました!
これの事かぁ~・・・。


10年間の国内・海外ベスト10作品が、ズラ~っと解説付きで紹介されている。
今年は「 一度も読んだ事のない作家を読む。」が、MYテーマなので
ガイドブックの様に真剣に立ち読みしてしまう。

うんうん。なるほど。なるほどぉ。

紹介されてる本を探して、あっちのコーナーをうろうろ。こっちをうろうろ。
また戻り、再度「このミス」を開いて確認。

・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・

面倒やな。

厚かましくも「このミス」を、むんずと掴み
カパっと開き、そのまま本棚にスタコラ移動開始。
立ち読みしつつ、本屋を徘徊するのって行儀ワルイわ、あたし。

あ・・・ッ、あった!

志水辰夫氏の 「 行きずりの街 」

くるりと巻きつけられた帯のキャッチコピーが、いいぞ!

 **************************************************

  このミステリーがすごい! 1991年度・第1位
  最近の「このミス1位」と読みくらべてみよう!


 **************************************************

そんなこと言われたら、あたしの様な素直な読者は
「そうね、そうね、最近のと読み比べたらいいよね。」と買ってしまうではないか。
裏表紙のあらすじも確認。
 「 女性との恋愛がスキャンダルとなり、都内の名門校を追放された元教師。」
いいね、いいね。こうゆうどろどろネタは好きだ。
即・購入!


で、結論(早ッ。)

想像以上で大満足。


この物語は、こってり濃厚なお好み焼きソースの様。
長い時間が流れているみたいだけど、たった5日間ぐらいの出来事を
ギュギュ~ッと、濃縮して書かれている。
誰が味方でワルモノか、からまった糸が、少しづつ、少しづつ
ほどけていく過程が、つながっていく関係性に、たまらなく浸ってしまう。
小説でも絵本でも、いかに その世界に共感・浸れるかだと思う。

主人公の元高校教師、なぜそこまで正義感があんのよ、もういいやんと思うけど
共感と反感、記憶や経験の哀しさ、権力と保身、諦めと再生・・・・・。
痛い。痛いよ。
痛いほど伝わってくる。

少し前に「KY=空気が読めない」って言葉が流行ったけど
鈍い人は小説を読めばいいと思う。
特に推理小説を(キッパリ)
心のヒダの重なった部分まで、感じ取る事ができるから。


まだまだ推理小説ブームは、続くのでした。

ちなみに、この作品は 日本冒険小説協会大賞受賞作です。

【 本日のオススメ本 】

 行きずりの街     志水辰夫

 新潮文庫       定価552円 

 行きずりの街


【2008/05/22 07:59】 | 雑誌 | トラックバック(0) | コメント(0) |
ウソつきっぽい女の子
京都・四条河原町に「メリーゴーランド」という絵本専門店がある。
先月、美術展の帰りに初めて立ち寄ってみた。
レトロで趣があるビル。
この辺りは、本当は風情がある場所なのに
風俗が多く立ち並ぶ様になってしまい、嘆いている人は多いと思う。
お金儲けしたいんなら、他の方法で考えなよーと、
ちょっとプンプンしながら、4階まで階段であがった。

そっと、店内に脚を踏み入れた。
天井までの本棚に、ぎゅうぎゅう絵本達が詰まっていた。
窓からは、青空と静かに流れる鴨川が見える。
時計の針が、チクタク聴こえてきそうな静かで正しい空間。
さっきまでの怒りは、フっ飛んだ(我ながら単純♪)

本オタクなので、その本屋さんがどれくらい愛情を持って、
本に接してるか身体で瞬時に感じ取ってしまうのは、
あたしの特技だ。えっへん。


このお店は、ふわふわと優しい愛情にあふれていた。
(ちなみに心斎橋そごうのS書店は かなり ”困ったちゃん”です・・・。)

買いたいな。買いたいな。このお店で買いたいな~。
こういう専門店では、一般書店では扱ってない本を購入したい。
ふんがーッ、鼻息荒く吟味するわたし。

あっ!
宇野亜喜良さんのコーナー発見。

この人の描く少女は、妖艶でウソつきっぽい。
素直で従順ではなく、ウソつきそうな感じがいいのである(キッパリ)


あたし達は、物ごころがついた時から、ウソつきはダメと
教えられたけど惹かれる。
ウソだと分かっていても騙されてみたい・・・と感じさせる、
憂いを含んだ深い瞳と、まわりを縁取る長い睫毛。
痩せすぎな長い手脚。
天使と悪魔を飼い慣らした様な表情。

前から、宇野さんの本は1冊欲しかったんだ。
数冊ある中から、いちばん小さくて薄い本を手にとった。
大切にページをめくる・・・。
ムネはほとんどペタンコなのに、とてつもなく色気のある不思議な少女達が迎えてくれた。

文章も極端に少ない・・・。

あれ・・・・?

これは・・・短歌?


誰もが知ってる童話や名作の主人公を、宇野さんが描き
その隣に、短歌調でエピソードが語られている。

ここで、ちょこっと紹介しますね。

 ★美女と野獣
   「 サバトには魔王に紛ふ薔薇の陰 」

 ★人魚姫
   「 失恋に岩と化したり平家蟹 」

 ★赤ずきん
   「 若草の萌え始めたり赤頭巾 」

 ★親指姫
   「 桜貝開きて少女恋を告げ 」


うまいなぁ・・・・・。ウマイッ。

完全にオトナ向けの絵本。
眺めているだけで、艶やかな気持ちになる。
うんと高級なレース細工の様に、大切に扱ってしまう。

最終ページの出版社と発行を、つい確認してしまう(←本オタクの習慣。)

あ・・・ッ!?

発行は「トムズボックス」だ!

東京・吉祥寺の絵本専門店トムズボックス。
ここのオーナーD氏は、私が通ってる絵本塾の講師でもある。

さっすが、D氏のプロデュース! うまいですね~・・・。
こんなに薄くて小さい本が1500円でも、買ってしまうよ。うんうん。
一般書店でも、取り寄せ出来ると思いますよ。
あ、、、みどりんが入手したのは、サイン入りです。えっへん!
今日は自慢が多いですね~。えっへん・えっへん!

【 本日のオススメ本 】

 メルヘン・ティータイム  宇野亜喜良

 トムズボックス      定価1500円

【2008/05/19 07:58】 | 美術 | トラックバック(0) | コメント(0) |
ほっこりできるなぁ
夫バラバラ切断。
復讐と憎悪・・・。


かなりヘビーな推理小説を読んでいるので、ちょっと
まったりしましょう。ふぃー。

この絵本と出逢ったのは、東京・吉祥寺の
トムズボックスという絵本専門店。
ここのオーナーは、神戸の絵本塾の講師であもるD氏。
あの荒井良二さんを見いだしたスゴイ人である。


平積みされていた表紙に一目ボレ。

ピンク色のまんまるいカラダ。右手にはお花。
左手には身長と同じくらいの棒に、旗の様にパンツをはためかし
得意げなブタ。
タイトルは『 パンツのはきかた 』

これは毎月発刊される「こどものとも 年少版」の5月号。
ストーリーはカンタンで単純。幼稚園に入園するまえの3~4歳児向けに
パンツのはきかたをブタが教えてる。それだけ。
でも目が離せない。惹かれる。

見開き2ページ。左が文章。右がブタの絵。
登場人物は桃色のブタのみ。
背景はナシ。
ブタの大きなお腹とお尻、短い手足をつかって、順番にひとつずつ、
ゆっくり、あせらずパンツのはきかたを導いてくれる。

両足を入れて転がりそうなくらい、まんまるな姿。
無防備な後ろ姿。
はきおわって、鼻息が聞こえてきそうな自慢気な顔。
そして最後のオチ。
「あーあ」という、ちょっと残念そうな瞳。


オトナでも共感、この短いストーリーに魅入ってしまう。
小さい人(コドモ)なら、なおさらだろうなぁ。

こんな短い話でも、ちゃんとオチがあるのが素晴らしい!
幼児向けの絵本って、カワイイけどオチって、なかなかないので。
ちょっと感動。いや、かなり感心した。

なんて魅力的な絵だろう・・・と思っていたら

納得

絵を描いたのは、佐野洋子さん。
「100万回生きたねこ」の作者であった。


そしてそして、作は、ムーミンの声でお馴染みの あの!
女優の岸田今日子さん!

お嬢さんの為に、つくったそう。そっか~、母親の愛情が伝わるもの。
この絵本が完成した時に、ちょうど岸田さんは天国に旅立たれたそうです。
棺の中に入れたんですって・・・。

素直に「くす。いいなぁ~、この絵本」と思える本です。
絵本といっても、薄いので手軽に買えるし、置き場所もとらないので
このシリーズはオススメですよ!

残念!アマゾンの画像ありませんでした~・・・

【 本日のオススメ本 】


 パンツのはきかた(こどものとも 年少版 2007年5月号)


 作:岸田今日子    絵:佐野洋子


 福音館   定価380円(安っ!!) 


【2008/05/13 08:13】 | 心理学 | トラックバック(0) | コメント(0) |
お洋服ブランド
 おたたみ、Gケース、自レジ、中重衣料、
 トルソー、館(やかた)研修 ・・・・etc


 巻末の「用語解説集」に掲載されていたコトバ達。
 うーーん、なぁるほど。そういう意味なのか・・・。

 この本はビジネス書のカテゴリーになるのだろうか?
 同僚のミホちゃんの誕生日プレゼントに贈った本がこれ。

 『 ヒメたちの戦場
   NO.1ブランド「アンタイトル」トップ店長の技術と心 』


 ミホちゃんが読み終わってから、借りて読んでみたのです。 

 おしゃれが大好きなミホちゃんは、このアンタイトルという
 お洋服ブランドをキュートに着こなしている。
 アンタイトルというブランド名は「OLさんが好むジャケット」として
 よく耳にしたし、立ち読みするファッション誌にもよく登場したので
 いちおう知ってはいた。
 でも百貨店に行った時、探しても見つからない。なんでー?
 
 あたしは「 A 」の頭文字で始まるブランド名を探していた。 

 なんとッ!

 アンタイトルは「 UNTITLED 」と書くらしい。ぎゃふんっ! 

 アンタイトルやから、Aちゃうのッ!?と騒ぐみどりんに
 「 ローマ字ちゃうでぇ。」とミホちゃんは呆れていた・・・。

 販売の経験してないあたしは「販売員」って、優雅でラクそうやなぁ~と感じていた。 
 売上、後輩の指導、店舗の見せ方、徹底した分析力、セット売り率・・・・
 知らない世界が盛りだくさんで、意外にも素直に惹き込まれた。
 巻末の用語集をいったりきたりするのは、ちょいと手間だなと感じる時もあったが
 自分の経験してない世界を知るのって、やはりスキ。

 どこの職場でもいえる女子同志の「関係性」
 「仲良くなりすぎて叱れない。」に
 悩む姿は、そうそう!わかるーッと共感&納得。
 
 驚いたのは、うめだ阪急店の売上。
 アンタイトル店舗では、日本一の売上を誇るこの店、
 「 月間1億円 」を数回達成しているそう!
 い、い、いちおくえんっ。
 

 算数の弱いあたしでも、単純計算1日・300万円の売上があるってコトが
 瞬時に解り、通勤電車内で立ちくらみを起こしそうになった。

 日本一の店舗の店長という看板を背負いながらも、暑苦しくない
 がんばる姿が、するっと受け入れられる。 
 (あたしは大袈裟で大騒ぎするタイプ、個人的にスキじゃないので。)

 中堅からサブ、店長と、どんどんエラくなるにつれ
 「相手(後輩&部下)の話を聴く。」ようになっていったのが、
 すごく印象的。


 会社(ワールド)は、バイトやパート扱いの販売員を正社員化し、
 育児休暇・マタニティタイム制度を業界でいち早く取り入れてるのに好感が持てます!
 ブランドのイメージアップしつつ、この会社で働く女性の
 モチベーションを高く保てる一因だと思う。 

 うめだ阪急に、著者さんがいるから
 絶対に行ってみようねー♪と、ミホちゃんと話しているのです。
 フフフ、楽しみ。

 ・・・・というか、この半年まっっったく!
 お洋服を買ってない、みどりんである。
 こんなんで、ええんかい? 現役女子ッ!

 【 本日のオススメ本 】

   ヒメたちの戦場
   NO.1ブランド「アンタイトル」
   トップ店長の技術と心 

   松井美香

   メディアファクトリー

   定価952円 


   ヒメたちの戦場
【2008/05/08 12:40】 | ビジネス書 | トラックバック(0) | コメント(0) |
推理小説ブームがやってきた!!
ふぅー。

新緑の爽やかな季節だというのに、溜息なんてついて ごめんあそばせ。

5年前、宮部みゆきと東野圭吾の文庫本を、ドッサリ!全て!
処分してしまった事を後悔してる溜息なのです・・・。
犯人が解っている推理小説は、再度読み返すコトないよねっと
思い切って処分したけれど・・・・

「 犯人が解っているのに、また読みたいッ。」という脳の謎。
なぜだ?
茂木センセイに聴いてみたい。


宮部みゆきの名作「 火車 」
発刊してから10年(!)経過しても,必ず平積みにされている、
この名作さえ手放してしまったワタクシ・・・。しくしく。
本屋に行く度に、手にとり、じっとみつめ、またソッと置く。
クヤシイので買わない、ガマンガマン。

最近は「 一度も読んだ事がない作者の本を買う 」がテーマなのです。
本屋さんを徘徊・・・。
検討(ふぅむ)
納得(うんうん)
購入(ニッコリ)

こうでなくっちゃ!と、ぶんぶん頷いたのが、
横山秀夫さんの推理小説「 深追い 」
いやー、ヒットでした。ヒットヒット(ニヤリ)


TVドラマは見ないけど、サスペンスとか時代劇というのは
どうして殺人シーンが、ああ大袈裟なのだろうか?
赤い血を見せりゃいいってもんじゃあないのだよ。
推理小説のいい所は「文字のみ」「コトバのみ」で表現される所。
残酷な殺しのシーンも、痛いシーンも、
自分の想像&妄想をフル回転させながら
コトバをひろい、転がし、吟味する。
これが小説の醍醐味。


この小説には、リアルな殺人シーンは登場しないので、
怖がりさんも、安心して下さい。
ある警察署に勤務する7人が、それぞれ主人公になった短編を集めたもの。
警察官といっても、普通の一般的な家庭を持った父親や、独身警官。

誰もが持ってる、心のヒダの奥深くにある「ある物」と事件が結びついてる。
「ある物」に気付いた時に、何かが動き出す・・・・。
殺しのシーンはほとんど登場せずに、じわじわ・・・いつの間にか
毛穴から入り込んでくる怖さと切なさ。

そう、刹那さと切なさ。

ギリギリで何とかバランス感覚を保っている弱さと保身。
これを、えぐり出された時、人はどう行動するか・・・・。
状況は違えど、同じ立場になる可能性もありうる。
あたしも、もちろんあなたも。

警察の習慣・組織・上下関係etc、一般市民の知らない部分が詳細に語られていて
「へ~!そうなんだ。ふむふむ。よく調べはったなぁー。」と素直に感心しながら
読んでいたら、作者の横山さん、元・新聞記者でした。
おおいに納得!

これをキッカケに、みどりんは「推理小説・大ブーム」が
巻き起こってます。

桐野夏生さん、乃並アサさんの小説を買い込んで順番に読んでいます。
という訳で、当分 推理小説ばっかり紹介する予定。フフフ。

明日から4連休ですね。
ステキな休日を、お過ごし下さいね☆★☆

【 本日のオススメ本 】


  深追い     横山秀夫


  新潮文庫    定価552円

深追い


【2008/05/02 12:37】 | 小説 | トラックバック(0) | コメント(0) |
プロフィール

みどりん・B

Author:みどりん・B
はじめまして。
本と文房具を愛する関西女子。
90分の通勤は本がお友達。毎月20冊ずつ増える
本に自宅の本棚は、たわんでいます。
直木賞作家にナンパされた経験もアリ。
大好きなオススメ本を紹介していきます。

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