みどりんの図書日記
小さい頃からカギっ子&現在は90分の通勤時間で 本がお友達。 毎月20冊ぐらい読んでる本を、ご紹介します。
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やっぱり小説は、いい
冬は小説が似合う。

いや、春でも似合うんですけどね。
いま読んでる小説が、なんとなく冬のイメージだから。

今日は、大好きな石田衣良さんの新刊
 『 眠れぬ真珠 』 を紹介します。


以前にも、何回も書いてるけど・・・・
同僚のA子とB子は、わたしが紹介した石田衣良さんの
「 池袋ウエスト・ゲート・パーク 」 が大嫌いだと言う。
紹介した本人に面と向かって言うのだから、ええ根性している。ケッ!ペッ!チッ!

彼女達曰く
「 暴力シーンがいっぱいあるんだもんッ。」
「 ああいうギャング(!)ってイヤ。」と
カラダをよじらせながら言う・・・・。
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・

ぼ、ぼ、ぼうりょくシーン???
ちょっと殴ったり、蹴りいれたりするだけやんか。大袈裟な。

映像を観ずに文字だけで 「 嫌っ! & 怖いっ! 」 と感じるのであれば、
なぜ、そう思うのか? どこでそれを感じるのか? どの表現で?
を追求してみてほしい。
新しい発見や気づきがあるはず(キッパリ)


そうゆう視点でみれば、小説ってビジネス書より価値がある、と私は思うのですが。
( だから個人的に、新聞と本を読まない人の話は軽く流します・・・。ごめん。)

今回の 『 眠れぬ真珠 』 はA子とB子にお薦めしよう!と鼻息が荒くなった。
タイトルも美しいけど、流れる様な比喩表現や、女性の心理を的確に表現した
文章に溶けそうになる。

「 女性作家が書いたのでは? 」

「 石田サン、男性なのに、
  どうしてそんなコトが解るの?!」 と驚嘆した。


深い心のヒダの奥に隠してる感情や、女性が無意識にとっている行動、
陽炎の様にゆらめく思いや変化・・・などを軽やかに示され軽い眩暈がした。

むかーし、渡辺淳一先生の小説を読んで
「 この人は・・・女性の深い心理が、
 どうしてここまで解るの? 」

とコムスメながらに思った時と同じ驚き。

そして巻末の解説は、憧れの小池真理子さん。
解説も好きな作家だと、得した気分☆
彼女も
「 本書を読んでいる最中、ふと怪訝な思いにかられたのではないか。
  これは本当に、男性作家である石田衣良氏が書いたものなのか。」
とおしゃっていて、私は首がちぎれる程ぶんぶん頷いた。

心の軋む音、風の温度や、夜空の星の瞬きが聞こえてくる
温度と湿度を併せ持った、オトナ女子必読の小説である。
20代でこの小説を読んでも、きっと解らなかった。

30代で出逢えてよかった。
よりその作品を深く理解できる。
歳を重ねると、こうゆう嬉しさもいいもんだ。


いい小説に出逢うと、とても幸せなラッキーな気持ちになる。
新作ブーツを買うより、気持ちが華やかになる!(はず)

本当は今月の本・大賞にしたかったぐらいです。

【 本日のオススメ本 】

 眠れぬ真珠 (2006年島清恋愛文学賞)  
 
 石田衣良

 新潮文庫    定価514円
 
 真珠

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【2008/12/19 12:37】 | 小説 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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Author:みどりん・B
はじめまして。
本と文房具を愛する関西女子。
90分の通勤は本がお友達。毎月20冊ずつ増える
本に自宅の本棚は、たわんでいます。
直木賞作家にナンパされた経験もアリ。
大好きなオススメ本を紹介していきます。

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